第1回“会議コスト教える君”開発日誌
はじめに
ソフトウェア開発経験2年目(社会人歴は8年目ぐらい?)の田村です。
普段の業務では組み込み開発を担当しています。業務はソフトウェア開発が中心ですが、機構設計職出身なので筐体の設計なんかもやってます。
また、たいチャレ活動の運営と会議コスト教える君開発のプロジェクトリーダーを務めています。
今後、一か月に一度程度のペースで日誌を更新します。日誌は私以外のメンバーも記入する予定です。
組み込み開発、アプリ開発に興味のある方はぜひ見てみてください。
会議コスト教える君とは?
「会議で時間がとられた…」「この会議は本当に必要だろうか…」
なんてことを考えている人がいまして、そんな問題を解決しようと会議コスト教える君を開発することになりました。
会議コスト教える君は、会議にかかる時間やコストを見える化するシステムです。
主な機能は以下の通りです。
- 会議テーブル上にデバイスを設置し、リアルタイムで会議時間や会議コストを表示する
- 全員の会議状況を集計してブラウザで表示する
機能はこれ以外にも色々あるのですが、それはまたの機会に。
開発状況
すでに、仕様決めや基本的な設計は完了していて、現在は詳細な設計をしています。
会議コスト教える君は、会議テーブル上にデバイスを置いてそこに情報を表示させます。
なので、もの(デバイス)が必要になります。
今回は、RaspberryPi3B+に7inchデイスプレイを付けて使うことになりました。
RaspberryPi3B+とは元々教育用として開発された下図の小型のコンピュータで、開発案件でもたまに使います!(知らない人は調べてみてください。)
このRaspberryPi3B+の中でプログラムを動かし、いろいろな機能を実現します。
先ほどから何度も紹介している、リアルタイムで会議時間や会議コストを表示する機能ですが、
具体的な表示内容を詳細設計で検討しました。具体的には下図のようになる予定です。
このような図は開発案件でも作ります。
プログラムを書くのは時間がかかるので、初めに簡単に作れる図で確認して、OKだったらプログラムを書くという流れになります。
どんな仕事でも同じですが、確認してから次の工程に進むって大事ですよね。
デバイスにはRaspberryPi3B+以外にもスピーカーなどいろいろな部品が付きます。それに合わせて筐体の設計も行いました。すでにほぼ設計が完了していて以下の図のようなイメージを予定しています。
この図は3D-CADというソフトウェアで作っています。3D-CADはパソコン上で部品を設計するためのツールです。このデータを3Dプリンタに出力して筐体を製造する予定です。
今回は以上になります。
次回をお楽しみに!
投稿者プロフィール
- メインはソフト担当ですが、筐体設計も担当します。プログラミング言語はPythonやC言語の経験が多いです。また、たいチャレ(詳細は右バーナー参照)にも参加しており、日々、様々なことを学びながら業務に取り組んでいます。
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