2021年 第1回 たいチャレ日誌
はじめに
ソフト担当Tです。2021年も残り半年を切ってしまいましたが…
2021年の鯛チャレ活動をご紹介したいと思います。
去年は全員で一つの課題に取り組んでいましたが、今年は複数のチームに分かれ、チームごとに課題に取り組んでいます。
- 去年の課題 → 第1回“会議コスト教える君”開発日誌 | 組込開発.com
活動内容
現在取り組んでいる課題は、以下の三つです。
図書管理システム
会社にある書籍を管理するシステムです。
今回の課題では、書籍返却通知などの機能を作成します。
言語はPythonです。
詳細については、別の回にご説明いたします。
DJI robomaster S1
DJI robomaster S1という教育用ロボットの制御を行います。今回の課題では、カメラを利用して人物認識や人物追跡を行います。
言語はPythonです。
詳細については、別の回にご説明いたします。
勤怠管理システム
出退勤時に勤務形態を入力することで、社員の勤務形態を閲覧できるシステムです。
Microsoft PowerAppsを利用しています。
次の章で詳細をご紹介いたします。
勤怠管理システムについて
ソフト担当Tは勤怠管理システムの課題に取り組んでいます。ここでは、勤怠管理システムについてご紹介いたします。
弊社では、事務所勤務(芝浦勤務)、在宅勤務、お客様先勤務(客先勤務)の3つの勤務形態があります。勤怠管理システムは、誰がどういう勤務形態で働いているかを簡単に閲覧できるシステムです。
勤怠管理システムはMicrosoft Power Appsで作りました。Microsoft Power Appsとは、ローコードもしくは、ノーコードで業務アプリを作成できるツールです。Power Appsで作ったアプリはクラウド上に保存され、他の人と同時にアプリを利用することができます。Power AppsはExcelなどと同様にアプリやブラウザで利用できます。
最近ローコード・ノーコードのツールが流行っているということで、この課題で採用してみました。
作ったアプリは以下の通りです。左の画面で勤怠状況を登録して、右の画面で各社員の勤怠状況を確認できます。
主に、各ボタンをクリックすると数行程度のプログラムが動作するというアプリです。
アプリの作成にはMicrosoft Power Appsを利用しましたがそれ以外のアプリケーションも利用しています。
アプリ名 | 用途 |
---|---|
Microsoft Power Apps | アプリ作成に利用。 |
Microsoft Lists | 各社員の情報を格納。データベースとして利用しています。 |
Microsoft Power Automate | 勤怠状況登録時メールを送信する機能で利用。 Power Appsのボタンが押されたらメールを送るという処理を数クリックで設定できる。 |
Power Appsアプリの機能を充実させるには、上記のようなPower Apps以外のアプリも必要になります。ただ、それらの勉強を含めて、勤怠管理システム作成にかかった時間は2人で2か月程度です。実際には、通常業務をこなしながら作業しているので、勤怠管理システムに専念していれば1~2週間で完成したのではないかと思います。
勤怠管理システム作成を通じて、簡単なビジネスアプリを作るツールとしてPower Appsは非常に使いやすいツールだと感じました。また、ローコード・ノーコードが世間で流行っているので、そのようなツールを利用した案件もあるようです。
これからIT業界に挑戦する方はこういった知識も持っていると仕事に生かせるのかなと思いました。
投稿者プロフィール
- メインはソフト担当ですが、筐体設計も担当します。プログラミング言語はPythonやC言語の経験が多いです。また、たいチャレ(詳細は右バーナー参照)にも参加しており、日々、様々なことを学びながら業務に取り組んでいます。
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